7/6-7 ニセコクラシックで加藤選手が個人TT4位、世界選手権出場資格獲得

Tomonobu Kato got in 4th place in the UGFWS Niseko Classic Time Trial and he qualified for UCI Gran Fondo World Championship in Poznan on 8.29!
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7/6-7の二日間にわたり北海道のニセコで行われたUGFWSニセコクラシックで、当チーム所属の二選手は以下のようなリザルトとなりました。

7/6 UGFWS TIME TRIAL MEN 19-34
加藤 智信:年代別4位 20'20"69(+55"03)40.72km/h
7/7 UGFWS 140km MEN 19-34
山崎 誠一郎:年代別49位 4:00'06 (+24'27)  33.48km/h

加藤選手は惜しくも表彰台は逃したものの、上位25%に食い込み、世界選手権の出場資格を確保しました。当チーム設立のきっかけとなった2016年の世界選手権以来の3年ぶり2回目の出場となります。
山崎選手は上位25%まであと7人と悔しさの残る結果でしたが、今できるベストを尽くし、次につながるレースとなりました。



加藤選手コメント
「今シーズンは仕事との兼ね合いで短時間高強度に絞ってトレーニングを積み重ねていた。表彰台は逃したものの世界選手権の出場資格は取れたので、TTに絞ってトレーニングを続けていきたい。前回出場時はTT機材を持ち込めなかったことや準備不足もあり、ビリ争いになってしまったが、今回はTTに絞るので、上位に食い込めるようにしっかり準備をしていきたい。」

山崎選手からは詳細なレースレポートを頂きました。
「私は北海道にある某国立医大在学中なので、大会に向けて出発したのは土曜の朝。本州の方々の苦労を思えば車を250km運転するのはそれほど大変なこととは言えない。

着いたら、チームメートがTTで年代別優勝していたので、急遽応援に駆けつける。試合前に良いものを見させていただけた。

受付をしたらバイクを組み立てて、前日の試走は地元のチームメート+K橋元プロとさせてもらった。前日にやるべき強度で適切なことをこなしていくのに同伴させてもらえたのはありがたかった。

夕食はCerezoK藤さん、そのお知り合いのK林さんと近くのレストランでとり、非常に楽しくお話させてもらえた。

翌朝早いので、早めにホテルに帰って就寝。

当日は4:15分に起床して、朝食をとったらアップ開始。今年もそうだったが140kmはパノラマラインの長い登りまでがかなりハイペースで進むので、用意できるならローラーをしておいたほうが体には優しい。アップが終わったら預ける荷物をまとめて、補給食を詰め込んでスタート地点へ。預ける荷物には受付でもらえるドリンクチケットを入れておくと、レース後すぐに低血糖になりかけの体にソフトドリンクを補給できる。個人的にはクラシックは諸々の理由により、あまり早くからスタート位置にバイクを並べない。北海道の早朝は夏でも涼しすぎるので、レース前の体には不適なのが主な理由。


そこうして知り合いの方々に挨拶しているうちにあっという間にスタート。今年は去年とは打って変わってCOMカーのペースが優しい笑。(去年はついて行くのに300W中盤は必要だった)リアルスタートまでに超有名人たちが最前列まで上げてくる。特にすごかったのがK橋元プロで、年代別の最後尾から最前列に行って、COMベンツの真後ろにつけていた。あれがきっと最高のポジション。


いつも通り急な下りの前までに少し足を使ってポジションを上げておく。このコースでは下りきった後のコーナーの立ち上がりが登りというレイアウトだから、後ろは厳しい。下りも80km/h以上出るのにかなりコーナータイトだし。


例年と異なったのはこの序盤のアップダウン区間のペースで、明らかに過去最速のはず。40km地点までで少し足にきてるという異常事態。


パノラマラインの長い登りに入るとじわじわペースが上がりだし、遅れ始める。毎年世界選手権の枠を獲得している人たちも一緒なので、ここは安心して先頭集団を見送る。

みんな序盤で足にきていたのか、パノラマで第2集団は控えめ。


長い下りの後の最初の補給所でやらかして、集団がダッシュしたのに合わせて雑にペダルを踏んだ瞬間どうにもならないほど片足がハムストリングが攣ってしまった。人生で最もひどい攣り方で、完全に脚が止まってしまった。そんな僕を尻目に集団は平坦なのでどんどん加速していった。

流石にTHE END だと悟った。例年19-34歳の部で世界選の枠が取れるのはこの第2集団まで。ここからこぼれ落ちる=世界選無理ということ。


しかし、攣ってもある程度は踏めるので、追い風に乗って50km/h弱で平坦を単独巡行。向かい風区間で、第3集団に拾ってもらい105km地点からの2回目の長い登りへ。


ガッツリ攣った既往のある脚なのでここからは上りで上げすぎないように気を付け、周りのまだ脚のある方々に声をかけてうまくパックを作る。登りは一人でも問題ないが下りといくばくかの平坦では絶対に仲間がいた方が速い。たとえ登りで少し待ったとしてもだ。


実はこのレース、最後の35kmで少し結果は変わる。


この区間の嫌というほど繰り返されるアップダウンをいかに、淡々と切り抜けられるかで意外とタイムに響く。例年の自分は無理して先頭集団や第2集団にかじりついていたため最後の35kmをゾンビになっていたが、今年は脚がなくてそれをしなかったおかげで後半を淡々と走れた。自分だけの力ではなく、僕の呼びかけに応じて下さった周りの方々のお陰もある。ゴール後ありがとうと数人に言っていただけたが、こちらこそありがとうございました。お陰で、脚はなくても走り続けられました。


最後の数キロでカッコ良い人の姿も見た。世界選の権利を既に取っているからであろうか、周りと談笑しながら走るイナーメのK野さんたちがいて、僕たちが追い越すと周りの数人をまとめて物凄いペースで走り出した。全く話したことはないけど、最後尾にただ乗りさせてもらった。牽きに牽いて潰れたK野さんは、穏やかな顔で下がっていった。流石に申し訳なさ過ぎて追い越すときにありがとうございましたと言っておいた。本当の強者の姿を垣間見て、分野は違ってもいつかこんなカッコイイことをしてみたいなと思ってしまった。


確かに今年の自分は新カリキュラムでの臨床実習が始まって、過去最も練習量を落としたが、その中でも極力言い訳の無いように準備した。結果的に世界選手権の権利はあと一歩のところで届かなかったが、そこに一切言い訳はない。これが今の実力。


また来年挑戦してもいいかなと思った。諸事情により、きっと今より練習できているはずだ。」

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